今日はなんと、歩けた!!
まあ、歩けたと言っても、PTさん(理学療法士)に支えてもらいながらだけども。
左脚(麻痺側)に装具をつけて、10歩ぐらい離れたところに車椅子を置いて、
そこまで、歩く練習をした。
2ヶ月ぶりに歩いたので、兄は、感激で泣いてしまっていた。
(兄は感情失禁気味だからなのかもしれないが、私たち家族も少しこみ上げてくるものがあった。)
回復期リハビリテーション病院に転院して、初日はまだ座位保持もままならなかったのに、
たった10日目で、PTさんの支えありとはいえ歩けたなんて、すごい快挙だと思う。
今日は、転院してから、初の面談の日でもあった。
面談とは、医師、看護師、リハビリのスタッフ、患者、患者の家族が集まっての報告会だ。
入院して、2キロほどやせてしまったことや、悪玉コレステロールが少し高かったこと、
在宅復帰に向けての患者自身の希望、家族の希望、などいろいろなことを話し合った。
やはり、歩けるようになりたいし、パソコンが使えるようになりたい、
トイレやシャワーを1人でできるようになりたい、といった希望を言っておいた。
兄と私たちの共通の希望だ。
面談の後、すぐにリハビリの時間。タイトなスケジュールだ。
ベッドサイドで座位保持をしながら、PTさんが渡す直径20cmほどの輪っかを持って、
テーブルの上に置いた上向きのバーに、
輪投げのように引っ掛ける(投げるわけではない)というものをやっていた。
PTさんが、兄の手の届くぎりぎりのところまで、輪っかを離すので、
座位保持しながら、いろいろな作業をするときでも、
バランスが取れるようになる、といった類の訓練のようだった。
けっこう上手に出来ていたので、ほめられていた。
とりあえず、まだ伸びしろがあるようで、どんどん良くなっていくのがうれしい。