今日も、面会に行ったら、言語聴覚士のリハビリだった。
「かかかかか」とか「ぷぷぷぷぷ」とか、1音を5個ずつ言うのを
「か行」と「ぱ行」と「ら行」をやっていた。
いつもの「あーーんーー」とか、「いーーうーー」とかの、1音1秒を5セットする口の運動と、
舌を出したり引っ込めたりしたり、舌で上唇をなめたり下唇をなめたりする運動もしていた。
大きな声で、「おーーい」とか「すみませーん」とか言う練習もしていた。
あとは、文章を読む訓練もしていた。
「今日は学校で算数の勉強をした。」とか
「地球は青くてとても美しいです。」とかを読むリハビリだった。
しかし、兄は「左半側空間無視」が少しあるので、
「学校で算数の勉強をした。」とか「とても美しいです。」とか
文章でもやはり左側が少し苦手のようだった。
左にもっと文章がありますよと促すと、気がついて読めるので、
左に注意を向けましょうと言われていた。
病室に戻って、1持間ほど談話してたら、理学療法士のリハビリの時間になった。
ベッドサイドでの座位保持や、左側(麻痺側)の手足の可動や反射のチェックをしていた。
ティッシュを使った触感のチェックもしていた。
右側(健側)の触感が10だとすると、左側(麻痺側)はどれくらい感じますか?
と言った類のものだったが、兄は左側の触感がまだあまりよくわからないようで、
「0です」と答えていた。
左側への寝返りも少しやっていた。大分1人でもできるようになってきたが、
まだ難しそうだった。