にしじゅん式 ぽんより日記

面会に行ったらテーブルでの作業のリハビリをしていた。

輪投げをまずやって、そのあと、眼をつぶって、

左手(麻痺側)にボール、積み木、お手玉、を持たせて、分かるかどうかのテストをやっていた。

なかなか難しいようだった。


言語のリハビリもいつもどおり滞りなくやっていた。


回復期リハビリテーション病院に転院して、半月が過ぎた。

大分リハビリは進んでいる。すばらしいことだ。よかった。

今日も言語聴覚士のリハビリを見学。

「ぱぱぱぱぱ」とか「たたたたた」とか言うリハビリで、

兄が笑っちゃうから、みんなで笑ってしまった、

まあ、たしかにおもしろいんだよなw

氷を入れた器具で左ほほ(麻痺側)のマッサージもしてもらっていた。

効果がみえてくるのは、ひと月とか、ふた月とか言われた。


病室に戻って、40分ほどで次のリハビリ。

左腕(麻痺側)のマッサージや、可動域の確保など。

ベッドサイドで、座位保持しての輪投げなどもやった。

大分バランスが取れてきている。

今日は言語聴覚士のリハビリを見学。

いつもどおり、口の体操、舌の体操、発音練習、短文の音読などをやっていた。

大分発音も改善されてきたが、か行とら行はまだ話しずらいようだ。

集中力や記憶術の訓練で、たとえば、

音声だけで問題を出されるのだが、

まず最初に、2といわれて、

次に、7といわれたら、2+7だから、9と答えて、7を覚えておいて、

次に、1といわれたら、7+1だから、8と答えて、1を覚えておいて、

次に、4といわれたら、1+4だから、5と答えるというような訓練は、

聞いているこちらも難しかった。

今日は要介護認定の認定員との面談。

食事やトイレの介助の程度、リハビリの進み具合、家族の構成や現時点の病状など、

いろいろと質問された。

右手(健側)がどこまで上がるかとか、右脚(健側)がどこまで動くかとかも確認された。

まあ、滞りなく終わって、あとは自宅に郵送されるとのことで、待つばかり。


リハビリは、座位保持とテーブル上での左手(麻痺側)の訓練。

昨日の晩から少し下痢気味だったらしく、リハビリ途中でトイレに行った。

すこし便通が良くなる薬をもらっていたのだが、

効き過ぎのようなので、飲むのをやめたとのこと。


歩行の訓練は、少し筋肉がこわばってしまう恐れがあるので、座位保持や立位保持、

寝返りや、車椅子への移乗などを当面は重視していくとのこと。

しばらくしたら、また歩行訓練をしましょうと言われていた

午前中は、歩く訓練をしたと言っていた。

そのときにPTさん(理学療法士)と話したらしいのだが、

「装具をつけて杖で歩けたら最高だ」と、本人も家族も統一意見にしていたのだが、

PTさんは、「杖で歩くをゴールと決め付けないで、

倒れる以前の状態まで治るぐらいの考えでリハビリに望むほうが良い。」と言われたとのことで、

本人も家族も「眼からうろこ」の思いだった。

倒れてから、2ヶ月近く車椅子生活だったので、考え方が少し後ろ向きだった。

車椅子生活を覚悟していたので、装具をつけて杖を突いて歩けるっていうのも、

十二分にポジティブと思ってたけど、もっといい状態があることをなぜか忘れてしまっていた。

兄は「よし、そしたら、100mを8秒で走れるようになろう！」なんて言って笑ったりした。


今日の見学したリハビリは、左手(麻痺側)を中心に、マッサージや可動域の確保などだった。

そのあと、ST(言語聴覚士)のリハビリもあったのだが、所用にて私は帰ることにした。

明日は要介護認定の調査員との面談だ。