午前中は、歩く訓練をしたと言っていた。
そのときにPTさん(理学療法士)と話したらしいのだが、
「装具をつけて杖で歩けたら最高だ」と、本人も家族も統一意見にしていたのだが、
PTさんは、「杖で歩くをゴールと決め付けないで、
倒れる以前の状態まで治るぐらいの考えでリハビリに望むほうが良い。」と言われたとのことで、
本人も家族も「眼からうろこ」の思いだった。
倒れてから、2ヶ月近く車椅子生活だったので、考え方が少し後ろ向きだった。
車椅子生活を覚悟していたので、装具をつけて杖を突いて歩けるっていうのも、
十二分にポジティブと思ってたけど、もっといい状態があることをなぜか忘れてしまっていた。
兄は「よし、そしたら、100mを8秒で走れるようになろう!」なんて言って笑ったりした。
今日の見学したリハビリは、左手(麻痺側)を中心に、マッサージや可動域の確保などだった。
そのあと、ST(言語聴覚士)のリハビリもあったのだが、所用にて私は帰ることにした。
明日は要介護認定の調査員との面談だ。